当園の特徴

当園の販売株

クリスマスローズの栽培や販売には2種類あります。路地で直接育て出荷や販売の際、株を掘り上げる方法と、ポットや鉢で1つ1つ育て成長に合わせてサイズを大きくしていく方法です。

前者は根の成長にストレスなくどんどん大きくなりますが、株を掘り上げる際に根傷みを起こすリスクがあります。成長がゆっくりなクリスマスローズにとって、根傷みのダメージは致命的です。

当園は後者の方法をとっていますが、1つ1つの個体で栽培をするのは、路地より成長の勢いはないものの株を確実に大きくでき、根に与えるダメージを最小限にできます。

また当園の販売株の大きな特徴は3年以上の株であることです。

市場で取引されるクリスマスローズの多くは1~2年の若いポット苗がほとんどですが、そのサイズですと寒冷地では耐えてしまうものがほとんどです。

そのため庭に植えたあと厳しい冬にも耐えれるように、また寒冷地ではなくとも路地に下ろした後の根の定着率が良いように、との思いから大型株の販売に主軸を置いています。

ロケーション

 

当園は八ヶ岳の裾野に広がる雄大な自然の中に

あります。ハウスはエコーラインという道路沿いに
あり、週末や観光シーズンには東京や名古屋から多くの人がドライブに訪れます。
エコーラインを走ると八ヶ岳の雄大な峰々が圧倒的なスケールで見ることができます。
標高は1100mあり、夏は冷涼で近くには別荘地が
広がります。
冬は氷点下15度まで下がり、村内の小学校の校庭は
スケートリンクになります。

水やり

 

当園は水道の水ではなく、八ヶ岳の伏流水を使って

クリスマスローズを栽培しています。
八ヶ岳山麓は広く高原野菜の栽培がさかんです。
八ヶ岳から始まる支流のいたる所に農業用ため池が
あり圃場の水やりに供給されていますが、当園はそこから流れ出る水を井戸に引き入れ、ポンプで上げて水やりをしています。

 

水を引き入れる川の水は綺麗で、サワガニやイワナなんかもいたりします。
だいたい仕事をサボる時は、この川で魚チェックを
して一喜一憂します。