小苗のポット上げに忙しい時期ですが、この時期にどーしてもやらなきゃいけないのは、花の植え替えです。
クリスマスローズは春先or秋口に植えるよう書いてある専門書もありますが、私の経験上高冷のこの地域では春先の方が根付きが良いようです。
種採り用で活躍してくれた10年ものの尺鉢を株分けします。
尺鉢にもなると7～8㎏もあり、お、重い！
ゴムハンマーで縁をコンコン叩き、葉を一まとめにしてしてぐわっしと掴み上げ、さらに鉢の縁をコンコン叩いていると、カパッと外れます。
横にしてコロコロ転がしながら縁をコンコン叩いても少しづつ動くので、この方法では一人でも外すことができます。
クリスマスローズは成長がゆっくりで、植え替えなどでは根にダメージを受けやすいので、株分けは7～8年クラスの大株が適用です。そのくらいの大株ではシャベルで割ったり切ったりという荒業にも負けません。
植える場所は少し大きめに深く掘ります。
根が下に深く進むためです。
この株は30㎝弱の高さだったので、穴は50㎝ほど掘りました。
土には赤玉中粒や鹿沼土中粒などを混ぜ込み水はけの良い床を作ります。
化成肥料も少し混ぜ込むとより良いです。
高さを合わせながら横にも赤玉土などを入れて植えていきます。
完成です！
高冷地では冬期に凍って凍み上がることが予測されるので、きもーち深植えにするのがコツです。
来年が楽しみです♪