ハーバリウム講座

久しぶりのブログの更新です!

今回は私が週2日勤める諏訪養護学校での出張講座の様子をつづります。

 

今年はコロナ禍で秋の学校祭が中止になってしまいました。そこで高等部の作業班では、それぞれ講師の方をお招きして講座をやることになりました。

 

農作業班では、自分たちの栽培したお花も使ったハーバリウム講座をやるというので、クリスマスローズを使ったハーバリウム講座の相方、風花舎(かざはなや)の牛山さんをご紹介しました。ところが別の講座とダブルブッキングしてしまったとのことで、私に講師の依頼が!!

牛山さんのお友だちで、昨年当校を卒業された娘さんがいらっしゃる山室さんもお手伝いしてくださるということで、ドキドキしながら行ってみました。

私が講師をするならクリスマスローズも入れようと、春からシリカゲルに埋めてあったものを掘り出して持ってきました。

 

ある程度セットにしておいて、色味や形の気に入ったものを選べるように工夫しました。

 

生徒さんが入って来ると「あれ?見たことある先生だ…」とけげんそうな表情の子もいます。「保健室はいいの?」と心配してくれた生徒もいました。(私は保健室付きじゃないんですけどね…)普段からよく見てくれているんですね!感激しました!

前職が広告代理店だったという山室さんが手順書をちゃちゃちゃーと作ってくださって、順番どうりに入れていくと完成!という視覚支援もすごいでしょ?

 

19名の受講でしたが、ガラス瓶や花やシリコンオイルの取り扱いなど、注意事項もよく守れて素晴らしい作品が出来上がりました!

 

山室さんが講座の様子をまとめてくださった文章が素晴らしいので、以下に添付します。

生徒さんたちの真剣な顔

「待っていてね」の言葉にうなずき、待ちながら「まだかな~」という視線を送り続けてくれる生徒さん

多分、大好きなお母さんを想いながらお花を選んでいる生徒さん

「おばあちゃんにあげるんだ」と話してくれた生徒さん

微塵の迷いもなく材料を選んでいく生徒さん

一生懸命リボン結びに挑戦している生徒さん

声に出して手順表を読んでくれた生徒さん

いろいろな姿が見られました。

先生方も短い時間ながらも夢中になって作られ、「きれいだね~」と話されていました。

 

記念写真を撮った玄関ホールには日差しが差し込み、ハーバリウムが一段ときれいに映りました。

=生徒さんの感想=

・今日はこれを作りました。頑張ってよかったです

・丁寧に花を入れるのを頑張りました。

・青い花を入れるのが難しかったけど、上手に作れてよかったです

・クリスマスローズを入れるのを頑張りました。

・僕はこれを作りました。アクション両手で大きな大きな〇(まる!)

 

=先生方のつぶやき=

・こども達が育てた花が入っていると思うと、尚の事きれいに感じる

・とてもいい記念になります

 

・リボンはピンクかなぁ~ 奥様へのプレゼント(⁈)

 に対して「考えてみなかったぁ~~~」という先生も()

・一度やってみたかったんです

 

ずっと笑顔いっぱいの時間でした。

 

なんとなく

思い出すままに書いてみました。

 

 

ありがとうございました。

私は医療的ケア生の担当のため、一般のお子さんと関わることがあまりありません。

今回学校看護師としてではなく、お花の先生として生徒さんと関われたことは貴重な経験でした。

生徒さんばかりでなく、私たちもとても楽しかったです!